ママ獣医ぴんはる日記

夫、子供1人(2020.1.22生♀)、猫1匹との暮らしの記録。夫婦共に臨床獣医師。周りに獣医師夫婦やママがいないので私の経験談を勝手にシェアします。

夫のことが理解できなくなったら読む本【夫のトリセツ】

こんにちは、ぴんはるです。(^^)

今回は「夫のトリセツ」のブックレビューです。

 

この本は、脳の研究者である黒川伊保子さんが、

2019年に発売された本です。

先に発売されていた「妻のトリセツ」も有名ですね。

 

さて、私がこの本を読み返すきっかけとなったのは、

1月末に出産して、一ヶ月間の里帰りを終え帰宅してから、

夫のことを理解できないことが増えたからです。。笑

 

家事育児について、

なぜこれをやってくれない?

なぜこんなに気が利かない?

なぜそんな言い方をする?

仕事を増やすな!!

というように、不満が溜まっていき、

夫にもそれが伝わって、若干険悪な雰囲気にもなり、

このままでは良くないなーと感じたためです。

元々この本を一回は読んでいて、

以前読んだ時に、男性脳を知って

夫の行動について

しっくりと納得できた記憶があったのです。

 

ということで今回再び、

夫への理解を深めるため、

この本に助けを求めた次第です。

 

結果、理解出来ない夫の行動言動に関して、

あぁ、男性脳が働いているんだなあと、

以前より寛大に捉えられるようになりました。

 

 

以下、特に私の心に響いた部分です。

男性脳は、「定番」に忠実

男性脳は定番に忠実なので、やってもらいたいことがある場合は、

それを彼の「定番」にしてしまうと良いということ。

私自身、これは日々の生活の中で感じていて、家事においても、

これはあなたの仕事よ、よろしくね。と、仕事を定番化してあげることで、

夫はその仕事を自分のルーチンワークとしてこなすんです。

他にも、モノの置き場や掃除の仕方など、

一度仕組みを定番化して伝えると、 

しっかり守ってやってくれる確率が高い。 

そんな定番を忠実に守っている夫を見てると、確かに、愛おしいと感じます。

 

・「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」は、いつもと同じトーンで、おだやかに。

これは夫が仕事の成果をあげ、安全に帰宅させるために大事なことであると。

私はまさに、イラついている時とか、

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」のトーンが違ってました。

でも、定番を大事にする夫からしたら、ペースが乱れ、

狩り(仕事)に集中できなくなってしまうんですね。うん、確かに納得。

それは家庭にマイナスな影響しかないので、

「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」は同じトーンで言おうと決意。

それから、いってらっしゃいのハグも素敵だなあと思いました。

 

・男はぼうっとしている間に進化する

男性は、狩りに必要な空間認知力(戦略力、危険察知力)を高めるために、ぼうっとした時間が必要なようです。

我が夫も、家では、思考力を使わないゲームをしたり、動画を見続けたりしています。

正直、時間の無駄だなーと思っていましたが、

これは狩り(仕事)の能力を高めるために必要な時間なのだなと思うようになりました。笑

ちなみに、妻の長話を聞いていられないのも、

この空間認知能力を高めるためとのことでした。

 

・3秒ルール

男性に話しかけるときは、

①視界に入る場所まで行って名前を呼ぶ。

②2~3秒間を待って本題に入る。 この2段階制御を忘れずに。 

これ、無意識のうちに私はやっていました。

夫の音声認識スイッチが入る前に話し始めても、

ぜんっぜん聞こえてないんですよね、、!笑

話し始めはゆっくりと、しっかりスイッチが入ってから

伝えたいことを伝えるようにしています。

それでも、え?そんなこと言ってたっけ?となることはありますが、、。。

 

 

男性脳って、つまり、狩りをするために余計な情報は入れたくないんですよね。

狩り(仕事)に集中するため、家庭を守るめに、

このような仕組みになっていると思えば、

多少の理解できない行動や言動は、

仕方ないな、愛おしいなと思えるようになります。笑

 

 

旦那さんのことを、もう理解できない!無理!!と思っている方も、

本書を読んでみたら、考え方が変わるきっかけとなるかもしれません。

諦める前に、一度読む価値はありです。